前回の記事より約4ヶ月後の更新となってしまった。 今後はもう少し頻繁に更新できたらと思う(汗)
さて、今回は2023年の春に撒いた亀甲竜がどうなったのかレポートしていきたいと思う。
前回の記事で以下の通り、亀甲竜を育てる際に気をつけるべき個人的ポイントを3つ紹介させていただいた。
- 絶対に徒長させない
- 茎を折らない
- 害虫に注意する
今回は1. 絶対に徒長させないの結果がどうなったのか、そして徒長の対策について解説していく。
徒長対策検証結果
今回徒長した個体はほぼなかった。めでたい。
以下の写真を見比べてもらえばわかると思うが、今回の個体は全体的に背が低くしっかりしている。
ちなみに、2023 春蒔きの真ん中の個体と2022 秋播きの徒長している個体は同じロットの種である。
徒長している亀甲竜の記事はこちら www.furuhashin.com
前回の記事にて徒長対策として留意したい点を4つ紹介させていただいた。それらについて1つずつ見ていくことにする。
徒長対策
太陽光をしっかり当てること
私の環境での徒長原因はつまるところ、日光不足である。
こちらはその通り芽が出てきたら光をしっかり当てるようにすることを徹底した結果、徒長する個体をほぼなくすことに成功した。
亀甲竜は嫌光性種子と言われており、育て方によっては種から芽が出るタイミングにばらつきがある。 遅い方に合わせて太陽光に当てることを渋っているとすぐに徒長してしまうので、芽が出たタイミングですぐに太陽光に当てたい。 また、芽が出てない個体については太陽光を当てていいのかという疑問が残るが、それほど影響なく普通に芽を出してくれると感じた。 (ある程度播種から日数が経っていれば大丈夫なのではという感覚がある)
水やりは若干控え気味にする?
水のやり過ぎについてそこまで徒長に影響ないと感じた。
逆に水を切らしすぎると芽が出てこないので、ある程度土は湿らせておくほうが良い。(芽が出なければ徒長も何もないので)
私の環境では2日に一回ぐらいの間隔で良く芽が出るように感じた。
亀甲竜に水のやり過ぎはご法度なのだが、播種→芽が出るまではある程度の水分量はキープすべきである。 ここらへん、芋がしっかりある亀甲竜を育てている方だと、水切らし気味にしてしまうの可能性があるのでで初めて種から育てる際は注意されたい。
芽が出てからは、様子を見つつ水やりの頻度を下げていく。
風は当てっぱなし
こちらは基本当てっぱなしである。種が腐ってしまわないよう風通りは良くしておくこと。
肥料を与えすぎない
今回については肥料を全く与えなかった。たまに1,2ヶ月に1回メネデールを与えるだけにとどまった。
まとめ
以上徒長対策をまとめると、
「目が出たらすぐに日光に当てる」
「土壌水分量は芽が出るまではある程度キープする。」
「風は当てっぱなし。」
「肥料は与えない。植物活力素をたまに与える。」
これらを行うことにより、徒長せず元気よく亀甲竜が成長してくれた。
よかった、よかった。