ふるはしん雑記

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【実生亀甲竜のベストな育成方法を探る】結局亀甲竜は嫌光性種子なのか、実験して確かめてみた

最近はいいペースでブログを書けているのでこの調子で頑張りたい。

亀甲竜は嫌光性種子と言われているが、本当にそうなのか?と思ったのが2023年の春。

以下記事にて、亀甲竜が嫌光性種子なのかどうか確かめるために実験を行った。

www.furuhashin.com

播種したトレーを3つに分け、その1つを播種したタイミングからなるべく日光に当てて育成を行うといったことをした。(軽く覆土はしてある)

2023年の4月に播種した個体なので時も経過し、育成も進んだのでトレー毎の発芽率、成長度合いについて見ていく。

そして実生亀甲竜の発芽までにおけるベストな育成方法を探っていく。

発芽率について

結論から言うと、播種したタイミングから日光に当てて育成を行ったトレーでは明らかに発芽率が悪かった。

トレー1とトレー2は発芽してから光に当てており、トレー3だけが播種したタイミング(発芽する前)からなるべく日光に当てて育てたものである。

もちろん他の条件は変えていない。

以下、トレーごとの発芽の内訳である。

  • トレー1:72/113粒(64%)

  • トレー2:28/40粒(70%)

  • トレー3:17/40粒(42.5%)

この結果を見るとやはり、亀甲竜は嫌光性種子であるということが言えるのではないだろうか。

もしかしたら蒸れとかもあるのかもしれないが今回の実験で、播種したタイミングから日光に当てて育成を行うことはオススメできないことがわかったのでそれは収穫かなと思う。

成長度合いについて

トレー1は成長が盛んであった。

トレー1の実生亀甲竜

トレー2は普通。

トレー2の実生亀甲竜

トレー3は普通もしくは、ちょっと微妙といった感じである。

トレー3の実生亀甲竜

芋の成長度合いは土に埋まっておりわからないので、葉っぱの大きさと枚数、色艶を基準としている。

写真で見てもらうとわかると思うが、トレー3に関してはやっぱり寂しい感じである。

上記を踏まえての実生亀甲竜の発芽までにおけるベストな育成方法とは

今回の実験により、発芽までは基本的には直射日光が当たらない涼しくて風通しの良いところで育成が良いだろうということがわかった。

そして発芽後はしっかりと光に当ててあげるようにする(真夏のカンカン照りみたいな日は必ず遮光すること)

ちなみに土はなるべく乾燥させずに2日に1回ぐらいの頻度で水やりをするとよい。

まとめ

亀甲竜は嫌光性種子であろうということがわかってきた。

発芽まではなるべく日陰の風通しの良いところで、土壌水分は多めで育成すると芽が出やすいだろう。

芽が出たらしっかり光に当ててあげること。さもないと徒長してしまうぞ。