やけにひょろひょろしている個体が何個かある。。
徒長とは
植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうことをいう。
正常に育った植物と比べて病弱・虚弱で、害虫に対する抵抗性も弱く、暑さ寒さなど、環境の変化も受けやすくなるそう。
考えられる原因
考えられる原因は以下の通り
- 日当たりが不足している
- 水遣り過多
- 風の不足
- 窒素肥料過多
私の場合は1の「日当たりが不足している」が原因であろう。
水やりについてはそこまで頻繁に行っているわけではないし(土が乾いたらたっぷりあげる)、風については扇風機で風を当て続けた。肥料はあげていない。
具体的な育成方法はこの記事を参照してもらえればと思うが、 日光にはほとんど当てずに育成してきた。 その理由は亀甲竜の種が嫌光性種子であることによる。
確かにそもそもは芋なのだからそんなに日光が得意でないのも分かるっちゃ分かる。(葉は別だが)
そして私の育成環境は以下のように、コンテナでまとめて育成している。
このようにコンテナでまとめて育成した場合、早めに発芽した個体とそうでない個体が同居していることになる。
私は発芽を優先させた(嫌光性種子は光を避けたほうが発芽しやすい)ため、早めに発芽した個体に日光を当てることができなかった。
(ピンポイントで発芽してる個体だけに日光を当てることは不可能に近い)
ある程度覆土していたので、そこまで気にする必要はなく普通に日光に当てても良かったのかもしれない。。
対策
私の場合は日光に当てること。これに尽きると思う。 もう徒長してしまった株はどうしようもないので、発芽が遅かった個体の徒長を如何に防ぐかが目下の課題である。
徒長した個体については気休めかもしれないが土を多めに被せて少しでも安定させるようにしている。
次回実生する際にどうするか
一番良いのはこれぐらいの徒長であれば生育に何の問題もないことなのだが、問題があった場合は育成方法を変えなければならない。
具体的には
- コンテナでの実生をやめてもっと小さい鉢等で小分けにして育成
- コンテナは引き続き使用して、発芽していない個体も覆土してあることを良いことに太陽光に当ててつつ育成
等であるだろう。
今度は春に播種する予定なのでどちらかを選択して育成していきたいと思う。
まとめ
亀甲竜の実生苗が徒長してきている。 原因はおそらく日光不足。 徒長していない個体については日光をたくさん当てて徒長を防いでいきたい。