かなりブログの更新をサボってしまっていたのでまた少しずつ頑張っていきたい。
今回は今年の春、2024/04/28に播種した個体について約5ヶ月経ってどうなったのかをレポートしていく。
【 2023春Ver】はこちら
- 撒いた数
- 生育方法について
- 播種後の経過
- 気になった点
- 今回撒いた2024年4月のロットと2023年9月のロットの差
- 2023年9月のロットについて秋蒔きと春蒔きの差はあったのか?
- 2024年時点での生き残っている数について
撒いた数
2024年4月のロットを80、2023年9月のロットを35、計115粒を撒いた。
2023年9月のロットを撒いているのは約半年、間を開けることで生育に違いが出るかを見るためである。
生育方法について
今まで通り、乾いたら水を上げる。大体2,3日に一回ぐらいのペースで基本的には外で管理。
肥料等は使用していない。
播種後の経過
5/15
2023年9月のロット : 5/35本
2024年4月のロット : 0/80本
5/21
2023年9月のロット : 17/35本
2024年4月のロット : 1/80本
6/3
2023年9月のロット : 26/35本
2024年4月のロット : 42/80本
6/15
2023年9月のロット : 26/35本
2024年4月のロット : 47/80本
ここまでが発芽数であり、
2023年9月のロットは発芽率74%
2024年4月のロットは発芽率59%
という結果になった。
7/11
2023年9月のロット : 23/35本(休眠開始)
2024年4月のロット : 40/80本(休眠開始)
8/30
2023年9月のロット : 16/35本
2024年4月のロット : 13/80本
9/4
2023年9月のロット : 17/35本(休眠から起きてきた個体が現れ始めた)
2024年4月のロット : 13/80本
9/17
2023年9月のロット : 21/35本
2024年4月のロット : 10/80本
気になった点
かなり早い段階(播種後2ヶ月ちょっと)で葉を落とす個体が多くあった。
つまり、撒いて芽を出してすぐ休眠した個体が多かったということである。
一年目の個体は休眠しない個体が多く、夏終わりまで青々と葉をつけている個体も多い。
発芽してからはほぼ外で管理していたため、暑さでストレスがかかった可能性がある。
今回撒いた2024年4月のロットと2023年9月のロットの差
2024年4月のロットは2023年9月のロットと比べると発芽率にかなりの差があった。
上でも書いたが
2023年9月のロットは発芽率74%
2024年4月のロットは発芽率59%
という結果である。
生育環境は同じなので単純に種の質の差だと思われる。
ちなみに発芽率が悪かった2024年4月のロットは2024年の9月に撒いてみて本当に時期によっては発芽率が良くなるのか、変わらないのか調査予定である。
2023年9月のロットについて秋蒔きと春蒔きの差はあったのか?
これが2023年9月のロットを2023年9月に撒いたときの記事である
2023/11/14:46本発芽
【亀甲竜の播種後に芽が出ないと悩んでる方向け】アフリカ亀甲竜の発芽率を改善する管理方法を紹介する - ふるはしん雑記
60粒撒いて46本の発芽ということで発芽率としては77%
今回の春蒔きの2023年9月のロットに関しては発芽率74%なのでほぼ変わらずという結果だった。
葉の大きさや質感もそんなに変わらず。
半年間は買った種を放置しても大丈夫ということが分かった。
2024年時点での生き残っている数について
掘り出してみないとわからないが、おそらく発芽率の通りだと思われる。
2023年9月のロット : 26/35本
2024年4月のロット : 47/80本
全体で73/115なので63%の個体が生き残っているということになる。
(たまに休眠中の個体を観察しており、芋自体が生きているのは確認済み。)
ここから来年の暖かくなる時期まで休眠している個体とそうでない個体に分かれてくる。
ここから1年後、夏を越せる個体が約7割、さらに形がいい個体を選別するとなると。。。
形のいい元気な亀甲竜を手に入れるのは中々大変だということがよく分かる。